テレサ・ビエホはマドリード・コンプルテンセ大学の新聞学科で学士号を取得。同大学で社会学も修める。そのキャリアを通じ常に、スペイン国営放送、アンテナ3(番組「7日7晩」)、カナル9、カスティーリャ=ラ・マンチャ自治州テレビ(番組「あるがままのわたしたち」)、各テレビ局の番組の重要メンバーとして活躍。ラジオでもお馴染みで、ラジオ・エスパーニャの朝の番組のメイン・パーソナリティ女性第1号。雑誌「インテルビウ」の編集長に就任して新たな活躍の場を得るが、一般向け情報誌の編集長を女性が勤めるのは初めてで、マスコミ業界に大きな刺激を与える。「インテルビウ誌」や「ADN紙」など新聞・雑誌に日常的に執筆している。その人道支援活動により2001年に、スペインにおけるユニセフ大使に任命される。3作のエッセイはどれもヒットし、本作は著者2作目の小説。