少年マリオ・ルカスは星の世界に夢中だった。はるか彼方のパルサーの星々に、「リトル・グリーン・マン」が住んでいるに違いないと信じている。平和を好み、高いところから何もかも見ていた彼らが、人間たちに秩序をもたらそうと地球に降りてくることになった。出迎えることになったのは、マリオときょうだいのファビオラ、本屋のおじいさんのドン・アベリノなど。冒険や不思議、宇宙にまつわる伝説たっぷりの、「心で深く考えさせる」ホセ・ゴンサレス=トリセスの新刊本。