
柳原 孝敦 氏
柳原 孝敦 氏
Takaatsu Yanagihara
Takaatsu Yanagihara
スペイン語圏文学研究、東京大学教授
鹿児島県名瀬市(現・奄美市)出身。東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』『テクストとしての都市 メキシコDF』など。翻訳書に アレホ・カルペンティエール『春の祭典』、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(共訳)、『第三帝国』、セサル・アイラ『わたしの物語』、『文学会議』、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』、マリオ・バルガス=リョサ『沈黙をあなたに』など。
おすすめ書籍
『La casa limón(レモンハウス)』は、寓話に近い示唆的なトーンで、ルーマニアにおけるチャウシェスク政権の崩壊の年月を少女の無垢な目を通して描く。共産主義の終焉を生きる少女は、家族が直面する個人的な災難とトランシルヴァニア出身の祖父母が持つ古くからの伝統の間で、周囲で何が起こっているのかを理解しようとする。ダイニングテーブルの下に身を隠し、本の城に囲まれて、少女は、自分が期せずして父親の奇妙な病気を引き起こしてしまったのではないかと心配する。規制と悪名高いセクリターテへの密告が続く中、彼らは独裁政権の終焉が近づいていることを知らない。正確で、生々しいが夢のような筆致で描かれた、リリカルで感動的な小説。少女の声と全体主義の影が私たちに問いかける普遍的な物語。
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文学
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レモンハウス
La casa limón
コリナ・オプロアエ
Corina Oproae
Tusquets Editores

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植物について何も知らない作家が、何年も手入れされずに放置されていた庭と家の世話を予期せずして引き受けることになる。引退間近の庭師が、彼に最初の手ほどきをする。その庭師が引退した後、作家はひとりで庭の手入れをし発見を続ける。本書は、庭を言葉で再現することを目的とする。生き物、植物、地元の人々との出会いの物語や、時の移ろいの観察を通して、いかにして彼が庭師となり、彼が手入れし創造する世界の断片がいかに生きていくかが綴られる。自然への研ぎ澄まされた視線を備えた文章は、訪れる人にその場所の秘密を教える散歩のようだ。
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文学
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散歩
Paseo
フアン・マルティネス=デ・ラス・リバス
Juan Martínez de las Rivas
Editorial Pre-Textos

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もしあなたの心を理解する鍵が、常にあなたの身体の中にあったとしたら? 身体と脳のつながりに関する最新の発見のおかげで、私たちは健康、幸福、そして人間関係のあり方に深い影響を与える真の科学革命を経験しています。この本は、あなた自身を新しい視点で見つめ、常にあなたと共にあるもの、つまりあなた自身の身体を観察するだけで、より深く自己を理解するための招待状です。現代神経科学で最も魅力的な声の一人であるナザレス・カステリャーノス氏の手引きにより、姿勢、心拍、さらには腸内細菌叢がいかにあなたの感情、思考、決定に直接影響を与えるかを発見するでしょう。 明確で厳密かつアクセスしやすいアプローチで、本書は最新の神経科学研究と、東西の医療実践のしばしば無視されてきた歴史を組み合わせています。あなた自身の存在の仕方を根本的に変える、啓示的な一冊です。
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科学・技術
NEW
身体の神経科学:生体はいかに脳を形作るか
Neurociencia del cuerpo: Cómo el organismo esculpe el cerebro.
ナザレス・カステリャーノス
Nazareth Castellanos
Editorial Kairós

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