かの有名なキツネ画伯はインスピレーションがわいて、新しい絵を描くことにした。いっしょに描いてみたい人はいるかな? キツネ画伯、写実主義の絵を描こうと思ったけれど、気まぐれなので、やっぱりシュールレアリスムの絵にしたくなった。でも気まぐれなので、今度はミニマリズムを描きたくなり……、結局すべての画風をとりいれた絵を描くことに。幼い読者に美術史における考え方の最初の手ほどきをし、グループで取り組むことの大切さを深く考えさせてくれる物語。