海とそこに住む魚や人魚、船乗り、海藻、軟体動物、子供や大人たち、その魅力に触れる詩集。凪の時も嵐の時も、夜も昼も、風の歌にも波の砕ける音にも、渡り鳥の鳴く声にも、恐れを抱かず、その美しさ、多様性、広大さに驚く。