浜辺? 山? 外洋のクルージング? それともスポーツ競技? 瓶は冒険に満ちた一生を夢見ていた。リサイクルの黄色いボックスに入れられて終わるなんて、大して良い計画だとは思えなかった。でも、多くの人は知らない。夜になるとリサイクルボックスは、踊ったり、歌ったり、時には夢を見たりする者たちでいっぱいの不思議な場所に様変わりするのだ。もしゴミ箱に捨てたものが新たな人生を持てたとしたら? この物語では私たちが捨てたものに生命が宿り、ゴミを排出する私たちの自覚を促す。環境や友情、そして思いもよらず現実となる夢の大切さについてテンポよく書かれた絵本。