数年にわたる家族の物語。割れたり、どこかに行ってしまったり、他の目的に使われたりしている食器をあらためて数えると、生きてきたあいだにあった喪失、発見、変化が見えてくる。著者は、2012年にバルコ・デ・バポール賞、2011年にインベンシオネス児童文学賞を受賞している。