1864年、アントニ・リウボは医者として、ブリガンティン(2本マストの帆船)「モンセラの聖女号」の乗組員になる。アフリカ大陸を経由しバルセロナとアメリカ大陸を結ぶ交易船だ。シエラ・レオネに到着した時、この若い医者は彼らの船が奴隷商人によって支配されていることに気づく。航海を利用して何百人というアフリカ人をアメリカに運びプランテーションに売るのだ。医者はその事実に驚愕し、奴隷制度支持者たちの計画をボイコットするため、様々な行動を考え出す。