“最高の専門家らによる古代エジプトの旅” アニのパピルスを所蔵している大英博物館の協力によって、今までにない豪華な本書が生まれた。原文翻訳を担当したのはイギリスの探検家ウォリス・バッジ卿。それに加えてエジプトの名高い考古学者ザヒ・ハワス(Zahi Hawass)が序文を、スペインの有名な文筆家でエジプト考古学者ナチョ・アレス(Nacho Ares)が研究紹介を担当した。後世のあらゆる文明に影響を与えているエジプトの神話を巡るエキサイティングな旅は、300点以上のオールカラーの図版で構成される。盲人の祈りとは何か? 死者が審判を受ける際の心臓の計測は何から始まったのか? アニとその妻トゥートはどんな脅威に直面したのか? 詳細な説明や美しい画像、他の資料と比較することで、古代エジプト愛好家たちが今まで知りたくても知ることができなかった疑問に大いに答えている。