この本は奥義を示すような大げさなものでも、複雑なマニュアルでもない。むしろその反対で、自分や他人の人生をよいものにする、シンプルで常にやさしい魔法を紹介している。遊びから始まり魅了され、目がくらむ、ひとりでも、また仲間たちとでも、読者は魔法の一番簡単で愉しく、身近な部分に入りこむことができ、これまで、そして今現在も魔法が本質的に重要な部分を占める様々な文化を発見することになる。魔法によって、わたしたちは自分自身をよりよく知ることができ、また自分を取り巻く世界を理解し、世界との調和につなげられる。そして魔法は現在を解釈しやすく(未来も先取りしやすく!)してくれる、創造的で遊び心のあるプロセスの一部なんだということがわかるようになる。