ページからページへと線をたどっていき、ブックカバーのそでを開いてこんがらがった線のなかにかくれているものを数えよう。ずっと紙から離れずに、線は部屋や庭、都市を描いていき……、やがて主人公の部屋へと戻ってくる。この技法のふたりの巨匠、パウル・クレーとソール・スタインバーグの作品に触発された絵さがしパズル。