エレナ・クラエ再話によるグリム兄弟の物語に、フランチェスカ・デロルトが絵をつける。しらゆきひめの父親が再婚した新しい女王は、とても美しい義理の娘に嫉妬心をいだく。そこで、娘をなきものにしようと、森に連れていって殺すよう狩人に命じる。しかし、狩人はかわいそうになって女王の命令にそむき、彼女を森においてくる。しらゆきひめは逃げ、日暮れどきに7人の小人が住む小屋を見つけ、そこに隠れ住むようになる。だが、継母は老婆にばけ、しらゆきひめを毒リンゴで殺す。しかし、ある国の王子が、継母が与えたリンゴをとりのぞいてしらゆきひめを生き返らせ、若く美しいしらゆきひめと結婚する。