1969年、バレンシア生まれ。バレンシア大学で経済と経営の学士号を取得、経営高等専門学校で、税法と財政顧問の準学士課程を修了。プロのエコノミストとして中小企業の顧問を務め、中堅・大企業で経済・総務・人事管理の仕事に携わってきたが、2009年、小説家に転身。目的達成マニュアル『Auto-coaching. Los secretos para el éxito(自己コーチング。成功のための秘密)』、小説『Inocentes anónimos(名前不詳の無実者たち)』、『Abinkur, último edetano(アビンクール、最後のエデタニア出身者)』、『Manzanas con manzanas(りんごとりんご)』を出版。最新作である本書『Nigrino. La condena de la memoria(ニグリヌス、記憶の破壊)』は2019年の夏に出版され、読者から絶賛を受ける。2000年間忘れられていた、歴史上の最も偉大な人物のひとりに対するオマージュとして書かれた作品。