キャサリン・マンスフィールドは1888年ニュージーランド生まれ。ニュージーランドで最も著名な作家。オックスフォード大学のクイーンズカレッジで学び、そこで生涯の友であり愛人となるアイダ・ベイカーと出会った。1908年にウェリントンにしばし帰郷したのち、ロンドンに居を定め、文学者や芸術家たちのサークルに足を運ぶようになり、ブルームズベリーの有名なサークルで、ヴァージニア・ウルフ、E・M・フォースター、T・S・エリオットらと交流を持った。
サラ・モランテは1976年カンタブリア州のトレラベガ生まれ。サンタンデールとダブリンで応用美術を学んだ。50点以上の書籍の装画を描き、主なグラフィックノベル作品に、イーディス・ウォートン『Xingú(シングー)』、ジェイン・オースティン著『Los Watson(ワトソン家の人々)』、パトリシア・エステバン=エルレス著『Casa de Muñecas(人形の家)』がある。カンタブリア州政府による、カンタブリア青年芸術賞を受賞した。