ビオレタ・モンレアルはオビエド生まれ。美術の学士号を取得したあと、イラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる。国連の仕事でニューヨークに行き、いくつものプロジェクトのイラストを手がけた。イラストレーター、物語作家として活躍の傍ら、児童画の専門家として講演活動もおこなっている。作品は米国、日本、韓国、フランス、ポルトガル、イタリア、ギリシア、さらに中南米の国々でも出版されている。妖精の手と、子どもの心を持つビオレタ。心のトランクにぎっしり詰まった小鬼や魔女やドラゴンが、驚くべき想像力と技巧で飛びだす。しきりに命令したがる絵の声に、彼女はよく耳をすましている。