ポウはバルセロナ大学で物理学の学位を取得した科学ライター。アラ紙の科学特集を企画編集し、「エル・モン・ダイル」などの雑誌、エル・マティ・デ・カタルーニャ・ラディオなどのラジオ局の番組にも定期的に記事を寄せている。ビクトリア大学科学コミュニケーション大学院の共同大学院長、科学コミュニケーションエージェンシーのエドゥスコピの共同設立者でもある。著書『On el dia dorm amb els ulls oberts(日が目を開けて眠る場所)』(Empúries、2011/ Anagrama、2013)で、ゴドー賞(研究・報道部門)とプリズマ賞(スペインで出版された最も優れた大衆科学書に授与される)を受賞。また、芸術と科学の関係を探った作品『El meu nom és Univers(わが名は宇宙)』(Actar、2022)も執筆。『Jordi Sabater Pi, l’últim naturalista(ジョルディ・サバテル・ピ:最後のナチュラリスト)』(Edicions UB / Ajuntament de Barcelona)は、アフリカで過ごした30年間になされた彼の通信をもとに書かれた、このカタルーニャ人霊長類学者に関する最初の本。