ティファニー・リス・カリガリスは1988年ブエノスアイレス生まれ。少女のころからディズニーの名作や妖精物語に惹かれるのを感じていた。24歳で弁護士免許を取得。同年初めての著作『Lesath: Memorias de un engaño(レサス:裏切りの記憶)』を上梓し、批評家から絶賛されて、売り上げでも成功を収めた。その後セイラムへの旅で着想を得て書き上げた『Witches(魔女たち)』五部作により、ラテンアメリカで《ファンタジーの女王》の地位を強固なものとした。彼女の小説は多くの国々で出版されている。現在も複数の新しい企画を抱える彼女が、どこかの窓辺で紅茶のカップを傍らに執筆する姿や愛犬シクと散歩する姿を、トロントの街に行けば見られるかもしれない。