ソニア・エルナンデスは1976年、バルセロナ県タラサ生まれ。スペインの作家、ジャーナリスト。2006年に最初の詩集La casa del mar(海の家)、続いて2010年に詩集Los nombres del tiempo(時の名前)を出版。小説家としては、2冊の短編集Los enfermos erróneos(間違った患者たち、2008)とLa propagación del silencio(沈黙の広がり、2013)、小説La mujer de Rapallo (ラパッロの女、2013)とLos Pissimboni(ピッシンボニ家の人々、Acantilado、2015)を出版している。2010年、英国の有名な雑誌「グランタ」でスペイン語圏における若き語り手たちのベストセレクションに入った。文学亡命研究グループ(GEXEL)のメンバーで、このグループの活動としてマクス・アウブに関する様々な研究、また最近ではビセンテ・ロホの研究の成果を残している。ジャーナリストとしては「ラバングアルディア紙」別冊の文芸欄に常時記事を書いている。