ジェラルド・ギクス(ビック、1975年)は作家、劇作家、脚本家。アルス・ジョグラス、テアトレ・デ・ゲリージャ、テアトレ・ロメア、テアトロ・キスメット・オペラ(イタリア、バーリ)、ザ・レップ-バーミンガム・レポーティ・シアター(英国バーミンガム)、フォーカス、ディアゴナルTVなどの劇団、劇場、制作会社と制作、コラボレーションしている。小説では『La deriva de los continentes(大陸の漂流)』(2005)、『Día de caza(狩りの日)』(Columna、2007)を出版。またYA向けの作品もあり、ファンタジー三部作の一作目『El prodigio(奇才)』(2011)の著者で、続いて『El ingenio(才能)』も執筆した。スペイン語版もあるカタルーニャ新文学アンソロジー『Veus(声)』(2010)にも彼の作品が収録されている。劇作家としての作品には、バルセロナのグレック・フェスティバルで初演された『Génesis 3.0(創世記3.0)』(2006年ロメア財団脚本賞)、ポルトガル、フランス、イタリアでも上演された三カ国語劇『U, Due, Três(一、二、三)』がある。