ずいぶん昔の12月6日、マドリードで生まれる。英国へ出ていき帰国しなかった。学歴は情報学の学士で教育学修士。強いて言うなれば、プロとしてのキャリアは主に広告と教育の場で積んだ。新聞「エルムンド紙」の日曜版などにコミック・ストリップを執筆。最終的にはジョークと落書きを切り離し、それ以来ずっと、文章を書き続けている。ショートストーリー集「Perlas en la charca(ため池の中の真珠)(2016年)に寄稿。書き終えた小説2冊と幾ばくかの物語や数点の詩集が引き出しの中に入っている。本書『Las bondades de un asesino(殺人犯の親切心)』は初めて発表した小説。