現職教師のサンドラ・アロンソだが、学生時代に児童文学を学び、すっかり物語のとりこになった。2015年、子どもたちを小さい時から読書好きにしようと、SNSを使って「私の児童文学」と題する活動を始めた。25歳の時に最初の本を出版し、これまでにさらに6冊を出してきた。2020年夏、物語への情熱を分かち合うスペースとして、サモラに自身の書店をオープンさせた。基本的には、子どもにとってもっとも魅力あるコミュニケーションツールのひとつ、絵本向けに創作活動を続けている。中心テーマは情操教育に見られる欠如、平等、死、保護、友情、家族、再教育といった感情で、それらが彼女の作品のベースとなっている。