サルバドール・トマス=ルビオ(1941年、バレンシア生まれ)は、生涯を通じて、航空、心理学、教育、文学表現という4つの職業を両立させてきた。彼の教育への愛は、前述のどの分野の行動からも明らかで、飛行教官の職務についていたほか、スペインだけでなく実質的にすべてのラテンアメリカ諸国で、航空に関する専門的なテーマの講師や教師を務めてきた。また、文学表現は常にサルバドール・トマスの中にあった。航空学の広範な知識は、業界誌の多数の記事と刊行した13冊の本に反映されている。さらに、表現したいという気持ちはひとつの分野だけにとどまらず、物語、記事、短編小説、長編小説にまで及んでいる。