ロゼル・リンバウ:1968年生まれ。これまでに約10点の作品を出版している。著作『La carta(手紙)』はロシオ・アラヤが絵を担当、タカトゥカ社により出版され、2018年ホワイト・レイブンズ、2019年クアトロ・ガトス財団賞による100冊の推薦書、OEPLI(スペイン児童図書評議会)の2018年のブックリストに選ばれた。『Naïm ha perdido el color(ナイムは色をなくした)』で2006年クルト伯爵賞を、『El planeta esborrat(エスボラット星)』で2018年モデスト・プラッツ挿絵入り児童読み物賞を受賞した。 イラストを手掛けたロサ・サルディーナ・グループは、子どもの感受性をはぐくむプロジェクトを開発しようとしている。その作品は、12人のアーティスト集団が線を描いてつくった素材を基に、コラージュの手法を用いて生み出される。本書『Lota, la cachalota(マッコウクジラのロタ)』は共同制作による初めての作品。