ロドリゴ・バスケス (1981年アルヘシラス生まれ)は、マラガでオーディオビジュアル・コミュニケーションを学び、またグラフィック・ストーリーに関する知識の基礎を固めた。独学で習得した漫画により、2006年マラガ・クレア漫画コンクールなどで最優秀賞に輝いている。マラガでの勉強を終えた後、コルドバのアニマコル(アニメーションスクール)でプリプロダクション(撮影前作業のこと、台本や絵コンテ作成など)のコースを受講し、アニメの絵コンテ制作に携わるようになる。その後、フリーのイラストレーターやグラフィックデザイナーとしての仕事をしていたが、本当にやりたいと思っていた漫画に専念する決心をし、初の長編作品『Swip Tip Kapety Kaluse(スウィプ・ティップ・カペティ・カルース)』(Cuocio、2018)を発表、その翌年、『El misterio de la calle Viento(ビエント通りのなぞ)』(Asociación Marbella Activa、2019)を出版した。