リタ・モリガンはガリシア北部の海岸沿いの町で生まれた。緑豊かで切り立った景観と霧の多い環境が、彼女の内省的な性格を形成。 ガリシアの神話の幻想的な物語やキャラクターに囲まれて育ったことで、想像力と物語を語りたいという欲求がどんどん大きくなっていった。 ア・コルーニャ大学で社会学の学士号を取得した後、人類学研究に没頭。A festa no aire (空中の宴、2006年)、De sol a sol (太陽から太陽へ、2010年)、Os heroes van de paisano(英雄たちは平民姿、2012年)など民族誌学研究の様々な研究論文を発表した。 研究・執筆の間に「愛は人間を最も変革する要因のひとつであることを知った」彼女は、2010年以降Dulce Camino Espinoso(甘いイバラの道、2010)、Íntimo sendero de magia (親密な魔法の小道、2011)、El sueño de una bruja (魔女の夢、2014)などのロマンチック小説を執筆するようになる。La luna en tus manos(あなたの両手の中の月)は著者の5番目の小説。