ラモン・エラは政治学学士。バルセロナ文芸クラブの創作クラス出身。「9 Nou」「ラマルチャ」「エルティエンポ」「プレセンシア」「ラレリャ」「アブイ」など、種々の紙誌で記事を書く。2001年にチェコの作家ボフミル・フラバルの評伝でラファエル・クルナリャ賞を受賞。出版デビュー作はジョルデイ・マルティと共著のYA小説Operació gàbies buides(空の鳥かご作戦, 2001)。旅行記A Bòsnia ens trobarem(私たちはボスニアにいるだろう, 2004)も執筆している。小説第1作のDesfent el nus del mocador(スカーフの結び目をほどいて, 2008)で、カタルーニャ文学の新進作家に送られるクウェルティ賞を受賞したほか、クルウェイ賞とサランボ賞でも最終候補となった。