ピラール・キンタナは小説3作を既刊している。『Cosquillas en la lengua(舌がむずがゆい)』(Planeta、2003)、『Coleccionistas de polvos raros (奇妙な粉の収集家』(Norma、2007)、『Conspiración iguana (陰謀イグアナ』(Norma、2009)。また短編集には『Caperucita se come al lobo (赤ずきんちゃん狼を食べる)』(Cuneta、2012) がある。2007年ヘイ・フェスティバルによって、39歳以下のラテンアメリカの優秀作家39人のひとりに選ばれる。2010年、『Coleccionistas de polvos raros(奇妙な粉の収集家)』で、第8回ラ・マル・デ・レトラス小説賞を受賞。2011年、アイオワ大学の国際執筆プログラムにレジデント(研修)作家として参加。2012年には香港バウティスタ大学の国際作家ワークショップに招待作家として参加した。2018年、本作でコロンビア小説賞を受賞。本作は近々9か国語に翻訳される予定で、映像コンテンツ権は売約済み。