パトリック・ロサス(1947年、リマ生まれ)はペルーと英国の二重国籍。フランス系の学校、レコレタ校で勉強し、19歳でリオデジャネイロを訪れた後、初めてヨーロッパに渡る。チェコスロバキア、ポーランド、フランスに住み、フランスで5月革命に参加。1968年12月にペルーに戻る。トロツキー主義の活動家だった。1976年、最初の本(詩集)出版の後、2度目となるヨーロッパに旅し、それ以来フランス在住。フランス国際ラジオ放送のジャーナリストとして、2010年まで勤務。彼の文学作品は、彼自身を含む個人のアイデンティティを探究しており、それによって彼は登場人物の人生に干渉し、彼らと相互作用ができる。 芸術至上主義を支持し、祖国とは国語だと考える。彼の場合は、その全ての作品が書かれているスペイン語(カスティーリャ語)だ。