パロマ・サンチェス=イバルサーバルは、マドリード生まれの作家。バルコ・デ・バポール賞最終候補になった『El brujo del viento(風の魔女)』で、2004年に児童文学作家として歩みだす。絵本と児童文学を合わせて20点の著書がある。YA小説の『Ecos (エコー)』は、ラサリーリョ賞最終候補になった。多くの著書が、学校の授業にふさわしいとみなされ、大手出版社の学校用図書に採用されている。作品は英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語に翻訳されている。ナルバル社ではほかに、『Historia de Nuk(ヌーク)』(2019年2刷)(当サイト2018年紹介作品)がある。 モニカ・カルボは、マドリード生まれのイラストレーター。2010年にボローニャ国際絵本原画展に選出された。エデルビベス、サンティリャナ、アナヤ、エセエメ、マグロウヒル、ナルバルなどの出版社の多数の出版物の絵を描いてきた。マドリードでグラフィックデザインを学び、現在もマドリード在住。