ニナ・ミニナはオルガ・ロドリゲスとアンパロ・タレガによるコンビのペンネーム。どこからどこまでがそれぞれの担当かなんて決められないし、お互い補完しあっている。呼応しあって考えるふたりの頭脳の一致と不一致がなければ、彼女たちの作品が日の目を見ることはなかっただろう。ふたりのロマンティック・コメディはアマゾンで5万部以上を売り上げた。作家として歩み始めたのは2016年、アマゾンから小説第一作『Ni conmigo ni sin mí(わたしがいてもいなくても)』を自費出版し、メディアの高い評価を得てからだった。それ以来、たゆまずキーボードに向かい、ペンギンやワールド出版グループといった出版社から次々に作品を送り出し、女性向け小説の分野において全国レベルで知られる女性作家の仲間入りを果たした。