1985年生まれ。初等・中等教育を受けた生まれ故郷のカステリャール・デル・バリェスで、教師で作家でもあるジュゼップ・リュイス・バダルと出会い、今⽇まで続く友情を育んだ。バルセロナ⾃治⼤学で翻訳と通訳の学⼠号を取得。校正、翻訳の仕事をし、2018年に発表した短編15作から成るアンソロジーが、初の著書である本書だ。原⽂はカタロニア語だが、スペイン語に翻訳され、バルセロナの出版社ラタ・ブックス(作家で編集者でもあるイオランダ・バタリェが統括)により出版。発売直後から好評を博す。短編⼩説のスペシャリストである有名作家、セルジ・パミエスは「ラバングアルディア紙」のコラムで、特にこのアンソロジーの最後の短編を讃えている。