モニカ・ブストスは1984年アスンシオン(パラグアイ)生まれ。9歳から習作を始め、18歳の時に最初の小説『León muerto(死んだライオン)』を発表した後、2004年に短編集『Complejo de Bustos(ブストスのコンプレックス)』を発表。2008年、ある作品集に『La cuestión es sencilla(問題は単純)』で参加。2冊目となる小説『Chico Bizarro y las moscas(勇敢な少年とハエ)』はアウグスト・ロア=バストス賞を受賞し、2010年にアルファグアラ社より刊行。この年、パラグアイで最も売れた一冊となった。2013年に本書『Novela B(B級小説)』を発表。B級作品の中でキラリと光る小粒の傑作と言われる一冊がオブスクーラ出版社よりこの度再版。