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Martí Perarnau

Martí Perarnau

マルティ‧ペラルナウ

マルティ‧ペラルナウは1980年モスクワ五輪に走り高跳びの選手として出場。スペイン国内では同競技の全カテゴリーにおいて覇者および記録保持者となった。その後、複数の国内紙やカタルーニャ州のスペイン国営放送局でスポーツ部門のトップを務め、後者においては番組Estadio 2(スタジアム2)を制作した。20年以上前からマネージメント界でも活動しており、1992年バルセロナ五輪のメインプレスセンター長を皮切りに、マドリードへ拠点を移してからはオーディオビジュアル企業の取締役も務めた。現在は、自らの広告製作会社を率いる一方、複数のメディアにアナリストとして協力。

『EL CAMÍ DELS CAMPIONS(チャンピオンへの道)』(Columna、当サイト2011年紹介作品 http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/el-cami-dels-campions、邦訳:「FCバルセロナの人材獲得術と育成メソッドのすべて : チャビのクローンを生み出すことは可能なのか」カンゼン、2012年)。

ラ・マシア(FCバルセロナの育成組織)の種を植えた老人は誰だったか? そして丹念に世話をし、その種の成長を助けた親とは? そして今、相続者としてその実りの収穫をするのは誰? ラ・マシアの特徴となっている哲学は? 世界最高のサッカー選手を育てあげるために、育成選手たちに何を伝授するのか? この必読の書は、ラ・マシアのアイデアがどこから生まれたのかを説明してくれる。なぜこれほどまですばらしく機能し、成功をおさめているのか? 選手たちに何を求め、いかに育成するのか。要するに、成功のカギは何か? グアルディオラ、メッシ、シャビ、イニエスタ、FIFA バロンドール2010年最優秀選手賞1位から3位独占、クラブワールドカップチャンピオン1回、史上最多の獲得タイトル…。彼らは国際的ブランドであり、世界的成功をおさめた、これ以上望みえないほどの誇らしい存在である。クローンのようにすばらしい選手を育て、また新しい世代がやってくる。新人たちの名前を覚えておくがいい。将来バルサのユニフォームを着るのは彼らなのだから。

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Martí Perarnau著『El camí dels campions』の表紙
社会科学

チャンピオンへの道

El camí dels campions

マルティ‧ペラルナウ

Martí Perarnau
Columna Edicions, S.A.U.

本書はサッカーの遺伝暗号を解読する。1863年のルール制定以降のプレー戦術の進化について解説している。例えばケンブリッジピラミッドや攻撃的セントラルミッドフィルダー、ウルグアイのリベロ、イギリスのWMフォーメーション、イタリア・メソッド、ハンガリーの4-2-4フォーメーション、スイスの閂(かんぬき)システム、アルゼンチンの3-2-5フォーメーションなど。本書は、サッカーにおいて最も複雑かつ緻密さが求められる存在である偽9番による、様々な戦術展開を紹介する。偽9番というポジションは1910年の誕生以降、様々な戦術とともに進化を遂げてきた。例えばイングランドのダイレクトプレー、スコットランドのパスサッカー、攻守の方向付け、先手を打つメンタリティーと反応する精神、ゾーンディフェンス、マンマーク、扇形やW形のライン攻撃など。全てのプレーアイデアは、サッカーの4大要素(ボール、時間、空間、欺き)を結集した偽9番の中に組み込まれている

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実用

サッカー戦術の進化

La evolución táctica del fútbol

マルティ‧ペラルナウ

Martí Perarnau
Roca Editorial