マリオ・ムクニック(1931年ブエノスアイレス生まれ)は、1953年ニューヨークのコロンビア大学で物理学の学士号、1957年ローマ大学で物理学の博士号取得。1966年、物理学から編集の世界へ転身。1968年パリのロベール・ラフォンに入社、1973年には父のハコボ・ムクニックとともにバルセロナにムクニック・エディトーレス(現エルアレフ)を設立。長いキャリアを持つ名高い編集者で、どの出版社でも常に経済的価値よりも文化的価値を大切にしてきた。ムクニック・エディトーレスを失った後はアナヤで働き、のちに独立系出版社デル・タリェール・デ・マリオ・ムクニックを設立した。