1947年マドリード生まれ。生物学の学士号を取得、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学にて科学教授法を教える。執筆活動開始当初は『A formiga coxa(太ももアリ)』(1989)や『O rescate do peneireiro(チョウゲンボウの救助)』(1990)のように児童向けの物語を書いていた。その後は青年向けの『Nogard(ノガード)』(1994)や冒険小説『The Pacific Expedition(太平洋遠征)』(1994)などの作品を執筆。未来のサンティアゴ・デ・コンポステーラを舞台にした斬新なミステリー『Tránsito dos gramáticos(ドス・グラマティコス通り)』(1993)や『Lobos nas illas(島の狼)』(1996)、アルバロ・クンケイロ小説賞受賞作『A compañía Clandestina(非合法な会社)』(1988)、『Una presa de terra(大地の獲物)』(1988)、2001年一般小説賞受賞作『Teoría do caos(カオスの理論)』といった作品で人気を博す。ガリシア語作家協会AELGのレトラE賞も受賞している。2010年9月にサンティアゴ・デ・コンポステーラで開催された第2回児童文学総会では実行委員のメンバーとして協会より任命された。