教育心理学者、特別支援教育の教師。意識の発達のために個人的成長を促す多様な技法に取り組む。幼い頃、窓から車を眺めては、なぜこうもうるさいのか不思議に思っていた。木々や山が恋しく、生まれ育つことになった都会のスモッグに耐えようと、自分なりの世界をつくりだした。逃げるというよりも、未来の現実、つまり今の自分をつくっていたのだとは、その時はまだ知りもしなかった。私たちは想像力を使うことで、自分自身を幸せにして、今を楽しみ、未来をつくることができる。別の目で見て、過去の傷を癒やすこともできる。私にできたのだから、あなたにもできる。夢見ることをやめないで。