マルコス・オブレゴンは1973年バルセロナ生まれ。同地でスペイン語文献学の学位を取得する。長年,校正の仕事をしながら演劇と演劇学校の設立プロジェクトに熱意を注いできた。2005年、父親の死からしばらくして重篤な精神疾患を発症、緊急搬送と危険な状態を繰り返し、3年後に社会的無能者とされる。以降精神疾患患者の尊厳を求める闘いに専念、ここ数年はラジオ・ニコシアの代表として活動。患者の人生の向上を継続してサポートするため、現在は大学院で集団精神保健を学ぶ。