
Luis Camacho Campoy
ルイス・カマチョ・カンポイ
ルイス・カマチョ・カンポイ(セビリア、スペイン):セビリアで美術を学び、芸術デッサンの教師を務める。H.P. ラヴクラフトの専門家でもある。
この奇獣図鑑のイラストをくっきりとした解剖学的なスタイルで描いた意図は、ラヴクラフトが物語に込めた真剣さと科学的厳密さを尊重することにある。それが作品にリアリズムを与え、もし彼がペンと同じように鉛筆を使っていたなら、今では彼自身の創造物を題材にした、一見動物学の研究図譜にも見える恐ろしいイラスト群が存在していたことだろう。登場する生物の選定は徐々に広がっていった。当初はわずか15体の予定だったが、調査を進めるうちに新たな扉が開かれ、気がつかないうちに新しい生き物たちがページに現れるようになった。クトゥルフ神話や夢のサイクルなどに登場する、多くの人が知る原初の存在や怪物、あまり知られていないものも含め、個人的には、これらを私の描く奇獣図鑑のビジョンに組み込むことが興味深いと思った。


