ルクレシア・サッピ(1972年、ブエノスアイレス生まれ)はジャーナリスト、翻訳者、作家。 サンパウロとメキシコシティで子供時代を過ごす。アムステルダムのリートフェルト・アカデミーでビジュアル・アートを学んだ後、ブラジルに戻って芸術専門誌のための仕事をいくつかした。ガヴィーノ・レッダの古典『父 パードレ・パドローネ ある羊飼いの教育』(Berlendis&Vertecchia、サンパウロ、2004)のイラストを描いた。ビジュアルアートの分野では、2015年にニューヨークで開催されたブラジルのポスト構成主義に関するEmpty House / CasaVaziaなどの展覧会のキュレーターを務める。2011年権威あるボローニャ・ラガッツィ賞を受賞したMil-folhas(1000枚、CosacNaify、サンパウロ、2009)の著者。オランダ語からポルトガル語への児童書の翻訳を数冊手掛けている。 約10年前からニューヨークに在住。ニューヨーク大学(NYU)でE・L・ドクトロウ に師事し、クリエイティブ・ライティングの修士号を取得した。最初の小説Jaguar Negro(黒いジャガー、La Huerta Grande、2015)の執筆では、ドクトロウ氏の指導を受けている。ブラジルの新聞「フォーリャ・デ・サンパウロ」、文学雑誌「ペソア」のコラムニスト。現在、3作目の小説を執筆中。