「最後のメディチ」、ロレンソ・デ・メディチは歴史上最も重要な家系のひとつとされるメディチ家直系の末裔。これまでに10カ国に住み、6カ国語を話す。『Los Médicis, nuestra historia(メディチ家、私たちの歴史) 』 に代表されるような歴史エッセイの作者。旅行ガイド本『Florencia y la Toscana(トスカーナ州とフィレンツェ)』、『Campos de golf(ゴルフ場)』も執筆。小説家としては主に歴史ものを専門とし、これまでに『La conjura de la Reina(女王の陰謀)』、『El secreto de Sofonisba(ソフォニスバの秘密)』、『El amante español(スペイン人の恋人)』、本書『Las cartas robadas(盗まれた手紙)』と『La palabra perdida(失くした言葉)』を出版している。メディアには定期的に出演。歴史を題材にしたテレビのドキュメンタリー番組や家族であるメディチ家をテーマにした人気のテレビシリーズの放送に携わった。