ラウラ・ガメロは1979年セビーリャ生まれ。セビーリャでオーディオビジュアル・コミュニケーションの学士号を取った。書くことが好きで、さらにカタルーニャ映画・オーディオビジュアル上級学校(ESCAC)大学院で脚本を学んだ。テレビの各分野、特に子ども向けアニメとドキュメンタリーの脚本家として働いたあと、カンドール・グラフィックス・スタジオの一員となって3Dアニメの道に進む。ここでゴヤ賞最優秀ショートアニメ賞に輝き、2010年度のアカデミー賞にもノミネートされた短編映画『ザ・レディー&ザ・リーパー』、2013年の『ジャスティンと勇気の騎士の物語』といった重要プロジェクトにプロデューサーとしてかかわった。オーディオビジュアル分野で活躍を続けながら、物語をつくって新しい道を切り開こうと、最初の絵本である本書を手がけた。