カルメン・サンス=チャコンはギフテッドが専門の臨床心理学者。きわめてすぐれた能力を持つギフテッドの児童・成人の評価、指導、治療に関する有数の専門家として知られる。また非常に知能の高い人々の感情的、社会的発達を助ける、ダーウィン手法の創始者でもある。知能が高すぎるために起こる問題の診断と治療を行う「ギフテッドの世界」センターを2003年スペインに設立、2011年には「ギフテッドの世界」財団の発起人のひとりとなる。同財団はギフテッドの若者たちの職業能力開発支援と、スペインでのフギフテッド児童の教育改革に資することを目的に誕生した。このテーマに関する論文や出版物を多数執筆し、マスコミにも常時協力している。