ホルヘ・エドワーズは1931年チリのサンティアゴ生まれ。チリ大学とプリンストン大学で法律と哲学を学ぶ。1957年外交官になり、ピノチェト独裁政権時代の亡命中は、表現の自由の擁護者として活躍する。欧米の大学で非常勤講師を務め、チリのユネスコ大使。1994年チリの国民文学賞、1999年セルバンテス賞を受賞。また、パブロ・ネルーダに関する伝記Adiós Poeta (さらば、詩人よ)でコミリャス賞を受賞。エドワーズはネルーダの書記官で協力者だった。短編、小説、エッセイ、回想録の他、全世界の新聞のコラムニストで、現在は在フランスのチリ大使。