ハビエル・ベラ(1981年マドリード生まれ)は2003年にアドナイス賞を受賞してその名が知られるようになった。マドリード・コンプルテンセ大学で文学論・比較文学の学位を取得。『Hotel Origen(ホテル・オリジン)』(Pre-Textos、2015)の著者であり、詩とフィクション、思想の境界を取り払った2つの作品、超短編集『Pequeñas sediciones(小さな暴動)』(Menoscuarto、2017)と偽の伝統のアフォリズムと曲解の本『Libro de las máscaras(仮面の本)』(Pre-Textos、2019)を執筆。ジャン・モレアスの『El viaje de Grecia(ギリシアの旅)』(Pre-Textos、2010)、ポール・ヴァレリーの『Alfabeto(アルファベット)』(Pre-Textos、2018)など、韻文や散文の翻訳も手がける。