ハビエル・ペリセールは、1978年ベニガニム(バレンシア県)⽣まれ。短編で⽂学の世界に⼊り、数多くのアンソロジーに参加。中でも特筆すべきはFantasmagoría(ファンタスマゴリア)、Ilusionaria 2(イルシオナリア2)、Crónicas de la Marca del Este (東の辺境領年代記)。短編⼩説La sombra de la Luna (⽉の影)は、Save the Children (⼦供たちを救おう)「1 冊1ユーロ」⽀援プラットフォームから電⼦書籍で提供されている。⻑編⼩説への⾶躍は、 紀元前3世紀、カルタゴのイベリア半島侵⼊について書かれた歴史⼩説El espíritu del lince (オオヤマネコの⼼、Ediciones Pàmies)で、第4回 Hislibris歴史⽂学賞の最終選考に残った。ファンタジー⼩説に挑んだ第2 作Legados (遺産、Ediciones Holocubierta) は、古典的冒険物語やロールプレイングゲームへのオマージュ。3作⽬の⼩説Leones de Aníbal(ハンニバルのライオンたち、Edhasa, 2018年)でカルタゴ時代を舞台にした歴史⼩説に復帰。