ジェームズ・ジョイス(1882年ダブリン生まれ、1941年チューリッヒにて死去)は、20世紀を代表する作家のひとりであり、後世の作家に多大な影響を与えてきた。代表作に『Dublineses(ダブリン市民)』(1914)、『Retrato del artista adolescente(若い芸術家の肖像)』(1916)、『Ulises(ユリシーズ)』(1922)、『Finnegans Wake(フィネガンズ・ウェイク)』(1939)がある。
エドゥアルド・アロヨ(マドリード生まれ、1937年~2018年)は、1958年までジャーナリズムを学び、パリに亡命後、画家としての修行を始めた。1960年、パリ市立近代美術館の「若い画家たちのサロン」に参加、そのわずか1年後にはクロード・レヴィン・ギャラリーに作品を発表し、ジル・アイヨーやアントニオ・レカルカティなどの画家と共同制作を行う。舞台美術家、劇作家であり、またフアン・ゴイティソロやホセ・ソリーリャの作品にイラストを付けて発表したことで注目を集めた。1982年に国民造形芸術賞を受賞、1983年にはフランス芸術文学勲章シュヴァリエ(騎士)を授与された。『AL PIE DEL CAÑÓN: UNA GUÍA DEL MUSEO DEL PRADO(準備は万端、プラド美術館ガイド)』(AMASV、当サイト2020年紹介作品 newspanishbooks.jp/book-jp/al-pie-del-canon-una-guia-del-museo-del-prado)。