Inma Muñoz
インマ‧ムニョス
インマ‧ムニョスは作家、編集者、童話作家で、大人向けの物語も手掛ける。マドリードのエスクエラ‧デ‧エスクリトレス(作家になるための養成機関)でパブロ‧アルボやグラシア‧イグレシアスの指導を受け、何年にもわたって様々なコースで学んだ。演劇、舞踊、物語の作り手になるための教育を受け、2016年に最初の本『El puntito Chimpún(句読点のチンプン)』を出版して作家としてのキャリアをスタート。マドリード、バレンシア、グアダラハラの各ブックフェア、 語り聞か イベントであるグアダラハラ物語マラソンやパルラ‧クエンタ、マドリードの本の展示会、さらにはアルカラ‧デ‧エナーレスやレオンの図書館、フエンラブラダの図書館ネットワークやマドリード自治州の学校図書館などで自著の紹介を行った。第一作の出版後、Ocho en punto社を設立。同社から『El Sol de Elma(エルマの太陽)』、『Un lugar para Gusti(グスティの居場所)』、『Sigue la flecha(矢印のとおりに)』、本書『El Libro bombático(最高に楽しい本)』を出版。
本が大好きなエンマ。数日後に誕生日を迎える友人のセバスティアンに最高のプレゼント、つまり「最高に楽しい本」を贈りたい。問題は、そんな本がどんなものなのか誰も知らないことだ。ある日の午後、エンマはアリシアの本屋に行き、最高に楽しい本がないかと尋ねるが、アリシアはわけがわからず、エンマにどんな本なのか、何かヒントをくれるよう頼む。エンマが最高に楽しい本には恐竜が出てこないとダメだというので、アリシアは恐竜が出てくる素敵な本を何冊か見せる。でもエンマは考え込んだまま、最高に楽しい本には恐竜と……ダンサーが出てくるはずだと言う。驚いたアリシアは、ダンスに夢中な男の子の本を見せるが、エンマはそれがいい本だとは思えない。最高に楽しい本には、恐竜やダンサーや……他にもいろんなものが出てこないといけないから。ひどくややこしい話だけど、エンマはそんな不思議な本を見つけ、親友にプレゼントすることができるのだろうか?
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絵本
最高に楽しい本
El libro bombático
インマ‧ムニョス
Inma Muñoz
Ocho en punto
グスティは移動できる小さな家。地面に留めてある固定具を外し、トラックに乗りさえすればいいのだ。ある時期になると街に住み、桜の木がある大きな庭園のそばで、花が咲く春の訪れを待ち焦がれる。でもその冬は周りに多くの家が建てられ、春が来てもグスティは庭を楽しめなくなってしまう。そこでグスティは自分が心地よいと思える場所を探して世界中を旅することに。見たことのない場所を見つけ、世界中のいろんな家々を知ることになるが、居心地のいい場所はなかなか見つからない。果たして、自分の居場所は見つかるのか? グスティの大冒険についていこう。
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