Canizales
カニサレス
アロルド‧ヒメネス=カニサレスは コロンビア生まれのアーティスト。故郷のカリでは芸術学の学位を取得し、様々なギャラリーや美術館で展覧会を行った。1999年、スペインのイベロアメリカ協力機構がラテンアメリカ全土の若いアーティストに授与する3つの奨学金のうちのひとつを獲得し、バレアレス諸島大学のアニメーションの修士課程に入学。それ以来、パルマ‧デ‧マヨルカに住んでいる。現在はイラストレーションに情熱を注ぐ。絵本『Guapa(きれい)』で2016年アピラ第一印象賞、クアトロガトス財団賞を受賞。『El sombrero de Bruno(ブルーノの帽子)』でボーリノ賞を受賞(2016年11月)。当サイト2021年「日本向けおすすめ書籍」に選ばれた作品『アマ_ンの女』
本書『Amazona(アマゾンの女)』は事実に基づく作品。物語で描かれているほとんどのシーンは2014年6月28日、土曜日の数時間の出来事だ。アマゾンのジャングル奥深くにある先住民コミュニティ出身の女性アンドレアは、カリ市での不健康な生活と過密状態に別れを告げ、故郷を目指して長い旅に出る。しかし、その故郷は今、鉱業会社の搾取に遭い、武装集団によって監視されているのだった。
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ノンフィクション・その他
アマゾンの女
Amazona
カニサレス
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Nuevo Nueve Editores
ページの上にいるライオンは、そこでの楽しい生活に大満足。一方、下のページの動物たちは、あまり楽しくはなさそう。ライオンの気まぐれの相手をしなければならず、歩くときにはその重みにたえなければならない始末。もし、本を逆さまにして、上のページを下のページにしたらどうなる? すべての登場人物に変化が起きることになるだろう。ユーモアのセンスが光る、とても独創的な本で、小さな子どもは笑い、大人はほんのちょっぴり皮肉を感じる。上と下、ページをひっくり返して、空間を遊ぶことへ誘う1冊。物事を変えることは可能であり、ひっくり返すことさえできることを教えてくれる、シンプルな物語。相手を理解するために、相手の立場に立つことを促す。
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