イー・エセ・ギナルド(1981年、ギプスコア生まれ)はマドリード在住の保健所員。物心ついたときからホラーを書いており、スティーブン・キングに憧れ、自らも小説家になることを常に望んできた。2014年に小説第1作『La muerte velada(隠された死)』を自費出版し、2作目として発表したラブクラフト風のホラー短編『Cararroja(赤顔)』は2018年にアンソロジー『España Punk(スペインパンク)』に収録された。そしてホラーとダークファンタジーが交錯する本作『Sombras silenciosas(沈黙の影)』が誕生する。