1961年ビリェナ生まれ。7歳のときにカウデテに転居し、以後このふたつの場所を行き来するが、大学で哲学を学ぶことになりバレンシアに行く。1990年にマドリードに移り、いくつかの職業で運試しをした後、1996年にすべてを捨てて執筆に専念しようと決意。1999年、初めての小説『Las calicatas por la Santa Librada(サンタ・リブラダの試掘)』(Drácena、2019)が第23回アソリン賞の最終候補になる。著書に、アフリカ事情を書いた『A la sombra de Franco(フランコの影で)』(2004) と『Ifni: la guerra que silenció Franco(イフニ:フランコを黙らせた戦争) (2006)、地元の現代事情『El coro de la danza(舞踊団)』(2006)、エッセイ『Gaudí o el clamor de la piedra(ガウディあるいは石の叫び)』(Asimétricas、2011)、小説『Stopper(ストッパー)』(2008)などがある。ドラセナ社からは『Los cuadernos de un amante ocioso(怠惰な愛人のノート)』(2012)、『Las cuentas pendientes(未決済勘定)』(2015)、『Un crimen de Estado(国家の罪)』(2017)を出版している。